チャリティー活動への想い
株式会社魔法のワンピースは、「女性の経済的自立を応援する」というミッションを掲げています。
「ひとりでも多くの女性が自由なライフスタイルを送れて、人生の選択肢をたくさん持てる」
「これからの時代を生きる若い人たちが、夢をあきらめずに生きられる」
これこそが理想の社会であり、ぜひともそんな社会であってほしいというのが私の心からの願いです。物販という仕事を通じて、少しでも人と社会に貢献できないだろうかという想いを起業当初から抱いてきました。
チャリティー開催までの経緯
2022年に車いす三銃士Herzの御三方と出会って、難病を抱えながら精力的にパフォーマンスする生き方に感銘を受けました。同時に、一見しただけではわからない辛い病気の存在や、電動車いすがあれば行動範囲が広がることも教えてもらったのです。
ただ、最新式の電動車いすは、素晴らしい機能性と駆動性を持つだけに高額で、特に若い世代の人は簡単に手に入れられません。活動に制限があるので、夢を叶えることをあきらめざるを得ない現実があることを知りました。
「若者が夢をかなえる一歩をふみ出すために、弊社に何かできることはないだろうか」と考える中で、車いす三銃士Herz様の協賛を得て、
「最新式電動車いすを夢ある若者に贈る『魔法のチャリティーイベント』」
を2023年8月24日に開催することが決まったのです。
受贈者は夢ある20代の若者に決定
チャリティーイベントを企画&立案したのが3月下旬。そこからまず、電動車いすをプレゼントする対象者の募集をスタートしました。
↓↓↓Clickで2023年3月当時の記事へリンク↓↓↓
【電動車いす贈呈チャリティーの企画内容と公募内容】
公募4月末日を応募期限として、締切までに6名の応募をいただきました。その中から、電動車いすを贈ることに決定したのは、20代の女子大生・金子 夢歩さんです。
・お名前:金子 夢歩(かねこ ゆめほ)さん
・2001年生まれの大学生
・「ぽっぽちゃん」の愛称で親しまれている女性
【金子さんに決定したポイント】
*応募動機が明確だった
*勉強や就労への強い熱意
*歌が大好き
*手話に興味を持って習得中
*SNS活動に熱心
ぽっぽちゃんこと金子さんには、8月に開催する「魔法のチャリティーイベント」に登壇していただき、その場で電動車椅子WHILLを贈呈することに決定。
金子さんは、「線維筋痛症」「慢性疲労症候群」「メニエール病」という厳しい病気を3つも抱えていて、日々の生活には常に痛みと倦怠感が伴うとのことでした。電動車いすWHILLがあれば、大学への通学が楽になることは確実です。使う労力が減れば、その分だけ体力も温存できます。痛さやだるさと闘いながら、将来の夢に向かってひたむきに学ぶ金子さんを「応援したい!」と心から思いました。
期限日を待たずに目標額達成
受贈者が金子さんに決定したのが5月頭。その後、詳細な計画と準備を経て、5月末に寄付金の募集を開始しました。
*目標額:300,000円
(金額の算出理由=最新型の電動車いすWHILLの本体価格・送料・イベント会場費の合計額とほぼ同額)
*目標額達成までの期限:約2ヶ月半
*寄付の方法:チャリティー専用口座へのお振込みとし、連絡や確認用に専用LINEを設置
*イベント当日のボランティアや参加者プレゼント用の物品提供も同時募集
*「電動車椅子の試乗体験」に小学生&親御さん、20組をご招待
(難病や障害を理解することが難しくても、世の中には電動車椅子という素晴らしい道具があることだけでもお子さんに知ってほしいと考えたから)
※結果的に目標期限よりずっと早く、わずか37日間(7月5日)で目標額達成!
「亜紀子さんの活動に感銘を受けました」
初めてのチャリティーイベント開催
当日の報告も兼ねて、当日の進行表や動画、ギャラリー、をアップしましたので、よかったらご覧ください。
*開催日程:2023年8月24日(木)
*開催場所:品川健康センター(東京都品川区北品川3-11-22)
●京浜急行電鉄新馬場駅下車徒歩2分
●JR京浜東北線大井町駅東口から東急バス
「渋谷駅」行で「新馬場駅前」下車
*開催時間:15時~16時半(14時半開場予定)
*イベント進行スケジュール
- 主催者・協賛者のあいさつ、ぽっぽちゃんの紹介
- 車いす三銃士Herzのパフォーマンス披露(歌唱)
▪️Be One〜僕らにできる事〜
▪️周波数〜find your hz〜
▪️世界で一番素敵な言葉
※最後の曲は車いす三銃士Herzとぽっぽちゃんがいっしょにパフォーマンス - 電動車椅子の贈呈セレモニー
- 電動車椅子の試乗会(小学生対象で、20組をご招待)
- 質疑応答(公式LINEからいただいた応援のメッセージのご紹介)、写真撮影
●主催:魔法のワンピース(https://maho-onepiece.com/)
●協賛:車いす三銃士Herz(https://sites.google.com/view/herz3)
●協力:運営/吉川ちひろ、司会/大石瑛子、動画&ライブ/清水雅明、写真撮影/かさこ
イベント当日の様子をおさめた写真の一部を掲載しました。クリックで大きめサイズが表示されます。
イベントをふり返って
第1回【魔法のチャリティーイベント】を無事に終えることができました。2023年8月24日は、私にとって一生忘れられない日になるはずです。
当日ご参加いただいた約30名の皆さんには、歌唱パフォーマンスや最新型の電動車いすの試乗、各種ライブ配信などを楽しんでいただきました。笑いあり、涙あり。心温まる、本当に素晴らしいイベントだったと感無量です。
主役のぽっぽちゃんは、贈呈式だけでなく、車いす三銃士Herzの皆さんといっしょに歌唱パフォーマンスにも挑戦。ぽっぽちゃんを支えてくださったHerzの皆さんには感謝でいっぱいです。やっぱり、手話付きの歌というのはとても感動します。会場の子どもたちが、目を輝かせながら見様見真似で手話をやる姿が印象的でした。
今回のチャリティーイベントは、車いす三銃士Herzの皆さんだけでなく、たくさんの方の協力あってこそ開催できたことです。何より、寄付をしてくださった方々に心よりお礼を申し上げます。そして、企画の段階からイベントの終了まで、そばでずっと最強のサポートをしてくれた愛する息子のマッヒーと旦那さまのマーティンに心から感謝しています。
寄付・協賛者・ボランティアの方の紹介
https://ameblo.jp/akkkomiraclebox/entry-12804141470.html
来年以降の決意宣言
第1回のイベントの際に、私は参加者の皆さんを前に次のように決意宣言をしました。
「来年も、このチャリティー活動を実行します。来年だけではなく、その後10年間は継続します」
電動車椅子の素晴らしさと、電動車椅子を切実に必要としている人が世の中には大勢いるという事実。それを知ったからには、自分にできる限り贈り続けたいという強い想いが湧いたのです。
電動車椅子があれば、日々の生活はもちろんのこと、人生や将来のビジョンまで劇的に変化する人がいます。すべての人に贈ることは不可能でも、年に1人ずつに贈ることは難しくないと今回のチャリティーで確信できました。
実は、チャリティー専用口座には、今回のイベントでご寄付いただいた残金が63,700円あったのです。そこで、毎月7日を「寄付の日」と定めて、2023年の10月から2万円ずつの募金を始めました。
63,700円に、2万円×12回=240,000円を加算。2024年10月には、約30万円が貯まる計算になります。これでまた、電動車椅子WHILLを必要な方に贈ることができるわけです。
*なぜ、「7日」を寄付の日と決めたか。
*なぜ、次回のチャリティー開催日を10月7日に決めたか。
*なぜ、10年間の継続を決めたか。
それは、自分の誕生日が10月7日なので、絶対に忘れないから。自分が生を受けた大切な日に、夢に向かって歩き出す人にエールを贈れるなら、こんな嬉しいことはありません。
そして、私は息子が18歳になるまでは、親として全力でサポートする。けれど、18歳からはしっかり自立して、自由に巣立ってほしいと願っています。10年という年月は、長いようで、おそらくアッという間の期間のはずです。チャリティーを10回続けた先に息子の自立があると思いながら、一年一年を大事に過ごしたいのです。
賛同してくださる方へのお願い
私の考えや取り組みにご賛同いただける方は、募金にご協力いただけると嬉しいです。以下の【電動車椅子を贈るチャリティー専用口座】にて、お振込を受け付けています。いつでも、おいくらからでも、大歓迎です。
【ゆうちょ銀行】
- 記号:10940
- 店名:〇九八 (ゼロキュウハチ)
- 口座番号:3345144
- 名義:ニーアキコ